初心者が「英語オンリーの英会話教室」に通うことの危険性については述べてきました。そもそも分からない単語があっては、質問の仕様もないからです。では、中級者や上級者に関してはどうなのでしょうか。これに関しては「基本的には英語オンリーの英会話教室。たまに日本語の分かる先生のいるクラスでの授業を受ける」というのがベストだと言えるでしょう。

そもそも英語オンリーの教室というのは、「子供が言語を覚える過程」をモデルに作られているそうです。母国語が英語である子どもは、1日におおよそ10時間、英語を聞いて育ちます。週に70時間。年間に換算すると3600時間になるのです。ですが、大人がこれだけの時間を取ることができません。ですので、その基礎を「英語オンリーの教室で培う」というところからして間違っているとも言えるのです。大人は子供と違って理解力があるので、その理解力を使って時間の短縮をしましょう。そうして基礎をつけた上で「英語オンリーの教室」に通うのが賢い方法と言えるでしょう。週に一回1時間のレッスンを受けている大人は、子供の1週間分英語に触れるためには1年も通わなくてはいけないのです。

さて、中級者や上級者でも「たまに日本語の分かる先生のいるクラスでの授業を受ける」ことが必要だと述べました。と言うのも、「日本語での補助があった方が早い」という場合があるからです。高いレベルの英語学習をしていると、難しい単語やその国の歴史についても触れなくてはいけない場合が出てきます。そうなると、日本語で噛み砕いて説明をした方が腹に落ちるということもあるでしょう。あくまで補助的で構いませんので、たまには日本語の説明も挟めるといいでしょう。